「ロック画面長押しで編集」と指紋認証の相性が悪い、というお話。
Galaxyはロック画面をすぐに編集できる
SamsungのスマートフォンGalaxyはロック画面を長くタップすると時計の表示やら通知の見せ方を編集することができる。気軽に編集モードに入ることができるのでしょっちゅうロック画面をいじりたい人にはナイスな仕様だ。
「ロック画面長押しで編集」は顔認証・指紋認証の二刀流と相性が悪い
しかし私はGalaxy S22を使い始めて以来イライラさせられっぱなしだった。私はGalaxyのロック解除に顔認証と指紋認証を利用している。指紋認証でロックを解除するとそのままホーム画面に遷移するので、最初から指紋認証で解除するつもりで画面下中央に親指を当てる。
この時に指紋よりも先に顔で認証されると、ロックを解除しようとしている親指は無視されてしまう。顔で認証が解除されたことは画面上部の南京錠マークの鍵が外れたことでわかるが目立たない。なので「あれー？なかなか指紋が認識されないなあ」と指をグリグリしていると、「ロック画面長押しで編集」が作動していちいちもたつくのだ。
イライラポイントを画像で説明
1.私のGalaxyのロック画面。この時まだロックは解除されていない。
2.既に顔認証でロックが解除された状態。
画面上部の南京錠🔒を見ると解除されていることがわかるが小さくて目立たない。
画面下部には「スワイプしてください」と出ているがこれも主張が弱い。
3.顔認証でロックが解除されたことに気がつかずに指紋認証を試み続けると「ロック画面長押しで編集」が作動して編集画面に遷移する。
むがああああ！！！！
「ロック画面長押しで編集」をOFFにする方法
この「ロック画面長押しで編集」は初期設定でONになっているが、もちろんOFFに設定することができる。
1.「設定」アプリで「ロック画面とAOD」に移動する。
検索🔍に入力してしまうと早い。
2.「長押しして編集」をOFFにする。
あとがき
Galaxyの画面内指紋認証の精度はまあまあ及第点というか、画面内指紋認証の精度はもうこれが限界なんだろうなという感じ。画面保護シートを使う人なんてほとんど期待してないのではないだろうか。その指紋認証とぶつかりあう「ロック画面長押しで編集」を初期設定でONにしているのはいただけない。せめてロック解除できたとかできなかったとかをもう少し大げさに教えてくれないだろうか。
iPhoneもロック画面長押しで編集モードに入っていくけど、iPhoneは画面内指紋認証が無いからこういうイライラは起きないんだなあ。思い切って顔認証オンリーに振り切ったおかげだ。
iPhoneの指紋認証はホームボタンがかなり優秀だったのに、それを切り捨てるんだから、たいしたものやら、もったいないやら。でも指がカサカサの私の母はロック解除できていなかった。そんな母も顔認証には感動していた。顔を登録するのは怖がっていたけど。
