ニッスイの「口福の柚子こしょうなめ茸」が美味しかったので日記に残すよ。
- 日本人と「ご飯のお供」
- 「ご飯のお供」は成熟期にある
- なめ茸、むしょ~に食べたくなる
- こんなにそばにいたのに、なめ茸のことなんにも知らなかったな
- 見慣れない新なめ茸を発見
- 朝食にて実食
- オリジナルブレンドもやってみたい
- まとめ
日本人と「ご飯のお供」
日本人は白いお米が大好きである。白いお米を美味しく食べる為に日本人は古くから「ご飯のお供」を生み出し続けてきた。それらは手の込んだものもあれば簡単に作れるものもある。一部は缶詰になったり瓶詰になってスーパーマーケットやコンビニエンスストアに並び、私達はより手軽に楽しむことができる。
日本人は白いお米を美味しく食べる為に製造、保存、流通、あらゆる技術を向上させてきた。ありがとう先人達。
「ご飯のお供」は成熟期にある
そんな「ご飯のお供」も少々マンネリになってきた感がある。圧倒的な定番商品が存在し、その定番商品の完成度が異常なまでに高いが為に新商品がぽんぽん生まれてスーパーの商品棚をにぎわせるということはほとんどない。よく言えば成熟しているし、悪く言えばマンネリである。
これはあくまで私のイメージで、各メーカーの担当者さんは日夜新商品の開発に心血を注いでいるかもしれないが、そういったイメージを持っている私としては似たような商品の中からその日のお買い得品を選ぶことがほとんどである。
なめ茸、むしょ~に食べたくなる
そんなある日、「おかずを作るのはめんどくさいな~」「でも、白くてあったかいご飯だけは美味しく楽しみたいな~ん」と、平成を生き抜いた怠惰な日本成人男性の化け物としていつものようにドラッグストアの食品コーナーを歩いていた。
神の啓示か、久しぶりになめ茸の瓶詰を食べたくなった。商品棚を探すとなめ茸類は一番下の段に陳列されていて少々肩身が狭そうだった。
こんなにそばにいたのに、なめ茸のことなんにも知らなかったな
ご存じかも知れないが「なめ茸」というのは「醤油等で似たえのき茸」の料理の名前であり、「なめ茸」というきのこが図鑑に載っているわけではない。今調べた。瓶詰のなめ茸は私が物心ついた1990年代には食卓に広く浸透していた。
私のなめ茸初体験は瓶詰だが、信州信濃の地では家庭料理としてえのき茸を醤油で煮て美味しくいただいていたようだ。全然関係無いが、信州信濃と言えば、亡くなった桂歌丸さんが「信州信濃のざるそばよりも、あたしゃあんたのそばがいい」(「信州信濃の名物ざる蕎麦を美味しくいただくよりも、私はあなたのおそばにいたいわ」の意)と言っていたのを思い出す。ありがとう歌丸師匠。
見慣れない新なめ茸を発見
そんななめ茸の瓶詰を物色していると、よく見知った縦に長い薄べったい瓶に入ったなめ茸の横に見慣れないなめ茸がふたつ置かれていた。ひとつは明太子を使ったなめ茸、もうひとつが本記事でとりあげる柚子こしょうを使ったなめ茸である。
他のお買い得ななめ茸に比べるとちょっとお高いのだが、知ってる味を選んでもトキメキが無いので物は試しと柚こしょうのほうを買ってみた。明太子ではなく柚子こしょうのほうを選んだのは、明太子はちょっとありがちな感じがしたからだ。これで柚子こしょうが単なる柚子だったら、それもありきたりな印象を受けて、どちらも買わなかったかも知れない。
朝食にて実食
購入したニッスイの「口福の柚子こしょうなめ茸」を早速翌日の朝食で食べてみた。インスタントのお味噌汁と昨日炊いたご飯、そして「口福の柚子こしょうなめ茸」の3点セットで臨んでみた。
もっと美味しそうに撮れたらいいのだが、だいじなのはリアリティである。
私は朝食はほんとに軽く済ませたいタイプの人間だ。朝は胃腸がまともに目覚めていない。朝いちばんの水分補給はコップ一杯の水かお茶をいただくのだが、朝食に温かい味噌汁がいてくれると胃腸が労わられている感じがして大変よろしい。ご飯もお茶碗一杯にかる~く盛られているくらいで良い。だからおかずが無くてもいい。でもちょっとさみしいので瓶詰の「ご飯のお供」に助けてもらう。
さてさて、どんなものかと「口福の柚子こしょうなめ茸」をスプーンを使って瓶から取り出して白いご飯の上に乗せる。見た目はほとんど普通のなめ茸である。香りも口に入れる前の時点では特別なところは無い。
白いご飯と一緒に一口食べてみる。お。思ったよりも柚子こしょうのピリリとした刺激がある。柚子の香りはしつこくない程度で上品だ。これは当たりかも知れない。もう一口食べてみる。美味しい。イメージしていたなめ茸特有の甘酸っぱい感じが弱く、柚子こしょうの刺激を包み込むような味わいがある。
瓶を見てみると「焼津製造のかつお節使用」とある。焼津は静岡県焼津市、カツオの水揚げ量日本一らしい。初めて知った。カツオといえば高知じゃんか。勉強になるもんだ。この焼津のかつお節のおかげでまろやかなうまみが加わり、この商品の格が上がっている。
柚子の香りとかつお節のうまみで上品な味わいの土台ができあがり、そこに唐辛子(柚子こしょうの「こしょう」とは九州地方の唐辛子の呼び名だ)の辛みがアクセントとしてなめ茸を引き立てて俗っぽくウマい。買ってみて良かった。
オリジナルブレンドもやってみたい
おそらく「口福の柚子こしょうなめ茸」のなめ茸・柚子こしょう・かつお節の配合はメーカーが研究した黄金比率なのだろうが、この三種の神器がわかってしまった以上、自分なりの黄金比率を見つけたくなってしまうのが人の性であろう。
幸い、柚子こしょうも最近ではチューブのものが売っているので手に入れやすい。かつお節も思い切りダーァッとぶちまけてみればご飯の湯気で踊ってくれて見た目でも食欲を掻き立ててくれるだろう。残念なことにプレーンのなめ茸はニッスイは出していないようなので、他のメーカーで試すことになる。
まとめ
ニッスイの「口福の柚子こしょうなめ茸」は柚子の香り、かつお節のうまみ、唐辛子の刺激がバランスよく配合された上品で俗っぽくウマい、マンネリ気味な「ご飯のお供」界の新星だった。
こういった自分では試そうとも思ってなかった組み合わせを高いレベルで提供してくれたニッスイに感謝である。ホームページを見るとアレンジレシピも出してくれている。「ご飯のお供」の枠にとどまらない「口福の柚子こしょうなめ茸」、おすすめである!
最後までお読みいただきありがとうございました。
