江ノ本のつれづれblog

映画やゲームのレビュー・感想を中心に書いていきます。

ファミマのクリスピーチキン 梅しそ味は罪悪感無しで美味しい

 今日は一日予定もなくのんびりしていたが、夕方になって思いのほか涼しかったので散歩に出かけた。散歩をしているときに直面する問題といえば空腹だろう。今年30代半ばになる「私」こと「男の子」は歩いていると小腹が空くものだ。そんな時に頼るのがコンビニのホットスナックである。

 幸い私の住み家の近所にはファミリーマートセブンイレブンが店を構えている。15分くらい歩くとローソンもある。本日立ち寄ったのはファミリーマートだ。ファミリーマートのホットスナックといえばファミチキである。ファミチキの大成功によってローソンではLチキが、セブンイレブンではななチキや揚げ鳥が後を追いかけるように開発された。それぞれがファミチキとは違った味わいを実現していてどのコンビニに立ち寄っても美味しく小腹を満たすことができる。

 そんなホットスナックチキンのパイオニアたるファミチキを有するファミリーマートの店内に入り、まずはホットスナックに相性バッチリのコカ・コーラ(ちっちゃいやつ。118円)を商品棚から手に取りレジに向かうと、いつもファミチキが陳列されているレジ横のホットな機材の最上段にクリスピーチキンが並んでいるではないか。そういえば、クリスピーチキンがお値段そのままで大きさが1.2倍になったという話題をテレビのニュースでやっていたのを思い出した。もともとクリスピーチキンは美味しくて好きなのだが、1.2倍でお得感まで享受できるとなればクリスピーチキンを選ぶよりほかないだろう。

引用:デッカく おいしさUPで ファミチキ越え!?「新クリスピーチキン」|キャンペーン|ファミリーマート

 しかも見慣れない梅しそ味なるものまであるではないか。こいつぁいいじゃねえか。30代半ばの男子としては小腹は満たしたいが胸焼けはしたくないし、口の中を気分だけでもヘルシーにしたいものだ。

「あと、クリスピーチキン梅しそ味、一個ください」

「は~い、梅しそですね」

 パートのおばさまが手際よくクリスピーチキンをあの小さい黄色い紙袋に入れてくれた。袋の入り口を折りたたんでテープで止めてくれる。この折り加減が深すぎて、貼り付けたテープが袋の切り取り線にまたがってしまうことがあるが、このおばさまは浅く追って上手にテープを貼ってくれた。ありがとう、おばさま。

 会計を済ませてさっそくクリスピーチキン梅しそ味をほおばる。うまい。カリカリとした衣の食感が以前より増している気がする。中の鶏肉は控えめなしっとりとした口当たりで、ジューシーなファミチキよりも間食の罪悪感を感じにくい塩梅になっている。そして梅しそ味のおかげで、刺激的な味付けではないのにしっかりとアクセントが効いていて、かつ、さっぱりとした味わいが口の中に広がる。

 これなら一度に10個くらいは食べられそうだ、と突然自分の中の10代男子が顔をのぞかせるが現実は残酷、私は30代半ばなので、クリスピーチキンは一個で満足するし、コーラも小さいサイズで十分だ。今回はコーラを合わせたが、このさっぱり具合ならウーロン茶や緑茶もよくマッチするだろう。

 さっぱりとしっとりのバランスが良かったのでたぶん胸肉だろうなと思って後で確認したらやっぱり胸肉だった。時代は胸肉。イミダペプチドイミダゾールジペプチド)なるものが豊富に含まれている。今田美桜ちゃんみたいな響きだ。これが神経系の回復にいい働きをするそうだ。今田美桜ちゃんも神経に効くので芸名の由来はイミダペプチドかも知れない。これはモモ肉もうかうかしてはいられまい。タニタ食堂に皮をはがされて健康食材として一皮むけた気になって胡坐をかいていられたのは2000年代までである。しかしまあ、焼き鳥はモモがうまい。

 そしてなんとクリスピーチキン梅しそ味は数量限定らしい。定番になってほしいなあ。でも私が立ち寄ったファミマではプレーン味より売れてなかった。プレーン味を食べて美味しいと感じた人は是非とも次は梅しそ味を試してほしい。

 この後、近所をぶらぶら散歩しながらPodcastで『金属バットの社会の窓』を聴いていい気分転換となった。たくさんのスズメが群れになって飛んでいて壮観だった。シラサギも飛んでいた。トンボもビュンビュン飛んでいた。私も飛べたらいいのに。そしたら宅急便でも営んで暮らせるのに。

www.family.co.jp

最後までお読みいただきありがとうございました。