江ノ本のつれづれblog

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ニッポン放送『銀シャリのおトぎばなし』の癒しポイント

こんにちは。

本記事ではニッポン放送の『銀シャリのおトぎばなし』を紹介します。

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なぜラジオを聴く?

私はPodcastでお笑い芸人さんの番組をよく聴いています。(PodcastSpotifyで聴いています。)Podcastは街をぶらぶら歩いている時や、家の近所をウォーキングする時に聴いています。体を動かして身体をリラックスさせながら、お笑い芸人さんのトークで心もリラックスさせるのが大好きなのです。

たくさんの芸人さんのラジオ番組がある中で、個人的に一番癒されているのが吉本興業所属の漫才コンビ銀シャリ」の銀シャリのおトぎばなし』です。

銀シャリといえば橋本さんのツッコミ

銀シャリのお二人は、ツッコミの橋本さんボケの鰻さんの軽妙な漫才がウリで、特に橋本さんのツッコミが鰻さんのボケをグイグイと深掘りしていくところが他の漫才コンビには無い魅力だと私は思っています。おそらくアドリブも多いのかと思います。

ラジオでも橋本さんのツッコミは冴えていて、鰻さんのちょっとした勘違いや言い間違いを拾いまくっています。漫才のときよりも、鰻さんを注意する、たしなめるようなトーンのものが多くて初めて聴く人にはちょっとキツく聞こえるかも知れません。

ボケの鰻さんが私の癒し

このように銀シャリのお二人とそのラジオ番組について書くと、ボケの鰻さんが目立っていないように思いますが、橋本さんがバシバシつっこめるのは相方の鰻さんあってのことです。そして、この鰻さんの存在こそが、私が感じる『銀シャリのおトぎばなし』の癒しポイントなのです。

鰻さんは番組中でよく橋本さんから「今の何?」「それはあかん」「おかしなこと言うてるで」とビシビシつっこまれています。他のコンビだと「何がいけないんだよ」「お前だってなんとかだろ!」とやりあうスタイルで笑いにつなげることが多い傾向にあると感じますが、鰻さんは違います。鰻さんは橋本さんからつっこまれると、「せやねん…」「わかってんねん…」とか、最終的に「そうかあ、それはすまんかった」「ちょっと、オレようわからんねんなあ…」と着地することが多いのです。話の頭に「これオレ自信ないねんけど~」とつけてることも多い印象です。

私は鰻さんのこのような自分の間違いを認めたり弱みを見せる姿勢が好きなのです。私は社会に出てから素直に自分の非を認められない人達から嫌な思いをさせられたり、自分自身も、「悪いのは相手だ」「オレは間違ってない」と怒りを覚えてしまうことが多くなりました。そんな生活の中でこの鰻さんの姿勢は聞いていてとても落ち着くのです。「自分もこんな風にふるまえたらなあ」「誰かさんもこうやって歩み寄ってくれたらなあ」と思わされます。

ふたりの言い合いは不快にならない

こうやって書くとラジオ内で鰻さんはいつも橋本さんに言いくるめられているようになってしまいますが、そうではありません。二人のやりとりが聞いていて不快にならないのは、銀シャリの二人の関係性によるものだと思います。

鰻さんは橋本さんに対してすぐに折れてしまうわけではなく、「橋本聞いてくれ!」「オレはこう思うねん」としっかりと自分の意見も表明しているのです。それを受けて橋本さんは「それやったらわかる~!」「オレも前から思っててん」と共感を示したり、「そういうことか、すまんすまん」と謝罪したり、橋本さんにもしっかりと引く姿勢があるのです。

たまに「それならそれを先に言わんと」「(話が)下手やな」と追い打ちをかけることもありますが…(笑)。そこがまたおもしろい。

まとめ

率直にお互いを指摘したり反省したりする姿勢が、私たちの家族、友人、ビジネスの関係にも必要だなと感じさせられます。遠慮気味な自分はちょっとできていないな…。

そんな人間関係について考えさせられるラジオ番組『銀シャリのおトぎばなし』、みなさんもお散歩しながら身も心もデトックスしながら是非お聞きくださいませ!!

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