ざっくり言うと、「印象に残らない塩系カップ焼きそば」だった。残念。
パッケージ
先日足を運んだ近所のスーパーマーケットでエースコックの「Calbeeポテトチップスのりしお味焼そば」を見つけた。私はコラボ食品には目がないのでつい買ってしまった。
栄養成分表示
栄養成分表示 1食(103g)当たり
エネルギー:465kcal
たんぱく質:8.4g
脂質 :18.5g
炭水化物 :66.1g
食塩相当量:4.4g
ビタミンB1:0.42mg
ビタミンB2:0.57mg
カルシウム:333mg
内容物
内容物は、後入れのかやくと麵ほぐし用のオイルの二種類。
作り方
作り方はオーソドックスで、カップに熱湯を注いで3分後にお湯を捨て、オイルとかやくと調味料を麺にかけてよくかき混ぜるというもの。熱湯を注いだ後にフタの上でソースやらオイルを温めておく必要は無い。
感想
カップに熱湯を注いだ瞬間に立ち上ってくるカップ麺特有の油っぽい香りに少々テンションが上がった。たまにこういうものが食べたくなってしまうのは何故だろう。
お湯を注いで3分、お湯を捨ててオイルとかやくを麺にかけてよく混ぜる。
お味のほうはどんなものかというと、しつこくない塩味が食べやすくて好印象だ。しかし、のりしお味に求める海苔の風味はほとんど無い。実際のCalbeeポテトチップスのりしお味のビシッと舌にくる味わいと香りが感じられず、コラボ食品としてはおもしろくない。
かやくの「サクサクじゃがいも」は麺との一体感に欠けている。ほどほどな量にとどまっている上に、麺との絡みが悪いので麺をすすったときに麺と一緒に口の中に入ってこない。サクサク具合は非常に良いのだが、これならいっそお湯で戻すタイプのホクホクじゃがいもにしたほうが麺との相性は良かったのではないだろうか。
それから、一般的なカップ焼きそばに入っているしみったれたキャベツが入っていないことが思いのほかさみしかった。あんなキャベツでもまがりなりにも焼そばっぽさの向上に寄与していたのだなあと思いを馳せてしまった。
まとめ
エースコックの「Calbeeポテトチップスのりしお味焼そば」は食べやすい塩味だが、Calbeeポテトチップスのりしお味のコラボ食品としてのおもしろみは感じられなかった。かやくの「サクサクじゃがいも」は麺との絡みが悪く、焼きそばの具には向いていない。かやくの定番であるキャベツくらいは入れてほしかった。
冒頭にも書いたが、この商品は「印象に残らない塩系カップ焼きそば」にとどまった。どうせ定番商品にはならないのだから(失礼)もっとヘンテコなものにすればよいものを。Calbeeポテトチップスの名前を借りたい、あるいは貸したいだけだったのではないかと思ってしまう。
あと、エースコックが「焼そば」という表記をしているところが気になった。わざわざ単語登録をしたが、今後使うことは無いかも…。